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エンジンキャブ調整・・


各種エンジンのキャブ調整です.問い合わせの多い物を載せてあります
また取説からの説明です.また店長の経験からも含まれています・・・?

コレクションとして楽しむ人.サウンドを聞いて・あの甘い煙を嗅いて楽しむ人.いろいろです
いずれにしても.長く.大事にして楽しみたい物ですね


余った材料で室内でも音が聞きたい・・・なんて造りました
ヘッドも発動機風に削り.ヒートも乾電池で.始動は麻紐で.ドライブワッシャーに1回.2回巻いて
燃料をキャブに数的入れてボートをかける.要領で.2.3回.押したり引いたりして..
かかかりますよ・・サブマフラーもアルミパイプで.製作しました.
マフラーはシャトルの物です.マフラー下側に廃油が溜まるので.ネジを切って.
ニップルを取り付けて.廃油抜きを造りました.
フライホイルは旧京商のエンジンカー用の物を3枚重ねて.造りました


R/C.エンジンの整備・・・

エンジン分解.清掃.整備をしましょ
モー一度音を・・いい音を・聞きたいですよね
手持ちのエンジンを石油ストーブの上に載せて>>>>10分〜20分位待ちます

一番大事なピストン.スリーブを抜きましょ
エンジンを軍手などでつかみエンジンの中にブラスチックの薄い物
排気口に入る物をピスシンの上に載せて排気口の方に少し引っかかる位にずらします
R/Cのダンパーの物ですが・・
後はペンチなどでクランクシャフトをゆっくと上げていきますよ
プラスッチクの欠片を排気口におおきく入れるとクランクケースに
引っかかり上がりませんので.少しだけ入れるのごコツですね

取り出したピストン.スリーブ.ピストンピン
クランクシャフトは前からシャフトを木槌でコンコンとたたけば
ホロンとぬけます
ベアリングはモー一度エンジンをストーブの上に置いて温めます
10分位温めてからエンジンを持って.
生地をしいた台にコンコンとエンジン自体をたたきますと・・
コロンと後ろのベアリングが抜けます

前は.硬い木の棒などを後ろから入れてたたけばベアリングが抜けます
後はクランクケース.シャフト.ピストンの裏.ピンなどを清掃しましょ
全体に言えることですが.エンジンにしろ.プロポにしろ
ゆっくり落ち着いて行えば.綺麗に出来上がりますよ


60年前のエンジンが眠りから覚めました



マグネット点火方式.リードブルブ
義母の実家(恵那郡上村.現.恵那市上矢作町)の倉庫から出てきましたエンジンです
上矢作町は戦前から戦後にかけて山.林業で栄えた町です.
義母の実家も町からかなり.山奥で.話を聞くと.昔はいろんな人が出入りしていたと・・
鉈.斧.鎌などを売りに来る人..鋸の目立ちをする人.営林署関係の人.などなど.
なかには.宿泊していく人も.随分お世話したみたいです
義母の実家も当時はかなり.羽振りがよかったのでは・・
1962年と言えば.東京オリンピックの1964年の2年前ですから.
白黒テレビが出始めた頃で.2.3万円ぐらいでしたかね・
このエンジンも.おそらく.4.5千円位したのでは・・
椎茸栽培の菌を木に埋め込む為に買ったのでしょ
ドリルのアタッチメントなどが付いていました
ほこりだらけ.泥だらけ.直るのか・・・シリアルNO-6233です
まず分解.バラバラにしました.画像の中でエンジンリコイルスターター
真ん中に黒いカバーが見えてますがポイントが入っています.これも
分解・・・.ガスケット類が少しボロくなっていた・・作るか・・
少し厚紙で制作.リードバル方式でこれも分解・・微妙なねじ.位置で
何回.ばらしたかな・・キャブは見たことが無い代物が付いていました
分解清掃してくみ上げた.これも数回.分解.納得のいくまで.調整しましたが・
リードバルブの真鍮ニップルが途中で折れていた・・締めすぎが原因かも・
タンクの上に付いているブルブも分解・・特殊ですね・・
ニップルを製作長さ25mm.太さ4.0mmのイモネジを焼き戻しして.1.8mmのあなを開けました
4本製作中3本が失敗.ドリルの刃が折れる・・.半分づつ.穴を開けましたよ
リコイルの中の.ラチェットを動かすバネが片側が.折れてました.
これも極細のスプリングを伸ばして.形状に合わせて制作しましたよ
整備するに.ポイントの微調整が一番の難でしたね・・基準値が.0.3mm・・
これは.手こずりましたね・・
プラグは.付いていた物はNGK-C-50です.切れていましたので.新品交換しました
マグネット.フライホイルに印がT.Mが記してありますのでこれに合わせて
ポイントを調整して下さい.キャブのニードルは軽く締めて止まった位置から.
1回転.半.開いた箇所がベストですが・・まだハッキリ解りませんね・・
1918年.田中鉄工として創業しました.
後に小型エンジンの開発.TAS MOTOR.二輪車に取り付けるエンジンの開発をして
モペット.バンガードなどを発売して主に北米に輸出していました
1962年に世界初となる.産業用小型汎用エンジンP-7を発売しました(22CC)
ほとんどが輸出用で.チェーンソー.ドリル.カッター.アイスオーガなどに売れました
なかには.自転車に取り付ける人も・
最後に.約一か月かかって復刻しました.ユーチューブに動画・TAS MOTOR P7 復活を載せてありますので
見て下さい


リング付きピストンのシリンダーに入れ方です・・

リング付きピストンの入れ方


リング付きピストンのシリンダーに入れ方です・・
OS・エンヤ・などのリング付きピストンを入りる場合に
ピストンにコンロッドをはめてからクランクケースに入れますが
リングの切れ目とピストンのピンを合わせながら入れますが
なかなかと難しくて下手するとリングを折ってしまいますね
先にリング付きピストンをシリンダーに入れます
ピストンの向きも合わせてシリンダーの向きも合わせて
ピストンをピストンピン辺りまで下げて・シリンダーの中にいれますが
この時コンロッドを下に下げて.クランクシャフトに
コンロッドがぶらぶらしますのコンロッドの向きに注意してクランクシャフトに
引っ掛けます.シリンダーに人差し指を入れて押さえながらシャフトに引っ掛けてね

後はゆっくりとシリンダーとピストンを押してゆきます
画像の位置では入りませんよ.シャフトをゆっくり回しながら
ピストン.シリンダーを押していきます
だいたいコンロッドが下支点辺り位で.カチット入りますよ
不安な人はリング無しピストンで練習するといいですよ

ウェブラ(ドイツ製).エンジン

ウェブラ.T4エンジン1980年
オーバーヘッドディスクバルブ方式の 14.7CC(90クラス)の4サイクルエンジンで.日本でも
OS60.エンヤ35-4C.サイトウFA-30.カルト.FC-1と4サイクルエンジン流行

一番最後に来た凄いヘリとして売り出していました.1995年の発売
エルゴ30.50.ウェブラエンジン30.50.メタルフレーム.金属パーツを沢山.使用していました.
その為.他の30クラスヘリと.比べると重く.価格も当時69,800円と.高めでした・・
しかし.しっかりと慣らしをした機体は初心者にはピッタリで.どしっとした.超安定感
当店でも沢山は売れませんでしたが.部品など.K&Sさんからの部品が売れましたね
ウエブラ30FH.リング付.初期設定.メインニードルは 全閉から.2回転戻した位置から
アイドル(スローニードル)は全閉から2回転半戻した位置からです
ウェブラ50FHリング付.メインニードルは全閉から2回転戻した位置から
アイドル(スローニードル)は全閉から4回転から4回転半戻した位置からです
初期設定ですので.久しぶりのエンジン始動でしたら.上記の設定で1タンク位を
慣らし運転してから少しづつ絞って調整して下さい


ヒロボー.アービン36(イギリス製).エンジン



ヒロボーの立役者シャトルシリーズの.オプションエンジンです
大ヒットした.シャトルですが.OS28.32FH.32SXHと徐々に
エンジンも変わっていきましたね
イギリス製のアービンはヘッドがゴールドでまさしく.オプション
エンジンでした.ABC方式で.慣らしが大変でしたよ
初期ニードルはメインが.全閉から2回転半
スローニードルは全閉から3回転です
慣らし運転は本当に大変.シャトルのタンクで6.7.タンク消費しましたね
エンジン音が徐々に変わっていきますので.その度にメインを少しづつ
絞っていましたよ
なかなかと32FHなんかと思うとパワーがありましたね

タミヤ.エンジン




タミヤもエンジンカーを・・エンジンカーブームにいよいよタミヤも
第一弾はトラックTR-15T(トキ15.秀和製)TGX.TG10と次々エンジンカー
12LT.15LTエンジン(秀和製)と人気がありましたね
どちらも.メインニードル閉めこんで. 止まった位置から3回転緩めた位置です
TR-15Tのエンジンは3回転半です

タミヤOPで走りに特化したエンジン.ノバロッシーCX12がありました
メインニードルは閉めこんで止まった位置から.7回転半.緩めた位置.
スローニードルは(スロットルレバーの所)同一面から2回転閉めこんだ位置
スローニードルADJ(メインニードルの下の所)キャブ本体と同一面です
その他にもTGX-MK1.TSはOPS.VR15S載っていました
タミヤOPSはメインニードルは閉めこんで止まった位置から2回転半.緩めた位置で
スローニードルはスロットルレバーを全開の状態で閉めこんで止まった位置から7回転
緩めた位置です
また最大のFR-32FXはビックタイヤのTNX5.2Rに
FR-32のメインニードルは閉めこんで止まった位置から4回転.緩めた位置で
スローニードルはレバーのつら面から1/2回転緩めた位置です
最近のエンジンはOSさんからのOEMで載せていますね

サンダータイガー. エンジン



1995.6年位から国内に出回り始めましたね.当店も随分
いろいろ仕入れましたね
スタータとか.ロックブースター.燃料ホンプに.
エンジンはGP-07が良くうれましたね
PRO Hシリーズ39.50.とかヘリ用エンジン
メインニヘドルは3回転半〜4回転緩めた位置です
スローニードルははっきりと分かりずらいので省きます
PRO 飛行用.メインニードルは2回転半〜3回転緩めた位置です

HPI.ホットボディー. エンジン



エンジンカーと.言えば.京商.HPIと人気がありますね.
エンジンを生かすも殺すもキャブ1個ですよ・・・
K4.6HO.K4.6.F4.6.F3.5.K5.9などに使用されていますキャブです
HPIのキャブは調整が楽ですよ.

メインニードル.スローニードル.アイドルねじ.どれも
キャブ本体と同一面ですよ.工場出荷位置

Kシリーズのメインニードルはメイニードルに黒い樹脂が
被せてあります.−ドラバーが無くても.指で回せる様にと・・
この場合は.黒い樹脂の下側がニードルホルダー(筒)にねじ切り溝
の一番下側と.同一線上に.画像参照してください工場出荷位置
新品エンジンは慣らし運転を必ず.行って下さい
車載タンク5.6タンク消費してください
また中古で錆ある.ない.かかわらず.エンジンでも2.3タンクを消費してください

FUJI. エンジン


当時から人気があった.フジエンジンです
先進技術のIBS (インナーバイパス.シュニーレ方式)を早くから取り入れて高回転.高出力
を生み出していました・・価格も安いと好評でした
099-SRから40-SXまで14種類がラインナップしていました

09クラスは全閉から2回転〜2回半です・15〜25クラスは2回転半〜3回転・
15〜25クラスでBB入りは3回転〜3回転半です.30〜40クラスは3回転〜4回転です
マフラープレーシャーが無い場合は.これより.半回転多く開いて下さい.
プラグヒートを外すとエンジンが止まる.こんな時でも.またヒートをしてエンジンを始動して
下さい.
新品エンジンの場合とか..何年も使用していないエンジンも
一緒ですね・・200cc〜400cc位のタンクで慣らし運転を行ってください


ENYA. エンジン


懐かしいの.ENYA.35-4Cエンジンです
取説が出出来ましたので.載せておきます
エンヤ初の4Cエンジン.プッシュロッド式.オーバーヘッドバルブ式(OHV)
クラブの人がサイトウとエンヤのこの古いエンジンを持ってまして
最近運転しましたが・・うーーいい音してますね
プラグは当時は4C用が無くて.NO3.又はNO4.の指定でした
ペラは10X6.11X5.11X6.11X7.で期待に合わせて下さい
慣らしは11X6が指定されています.
メインニードルは最高回転位置が1回転半〜2回転ですので
慣らしからは3回転位からのほうが無難ですね

分解したときの吸気と排気のカムシャフトの位置です
左が正転の時の図.右側が逆転の時の図です
参考にして下さい


今でも.世界中で愛される.ENYAエンジンです
製品ラインナップはかなり多くてキャブ形式で記載します.
エンヤ標準型と言われるTVキャブ.1ニードル調整です
お馴染みの09TVとか.19TV.銘機40TVなどですね.


049.06.08.10クラスは2回転〜3回転・09.15.19クラスは1回半〜2回転・29.35クラスは2回転〜3回転
45〜60クラスは3回転〜4回転です.
TVキャブ及び上記のフジのキャブも一緒でキャブの前面に小さい穴が開いています
低速混合気調整空気弁です.横に調整ねじが.付いていますので.慣らし運転はねじを.
一杯に締めこんでください.
リング入りエンジン.約30分〜40分程度を慣らし運転を行ってください
これ以外は2時間〜3時間程度の慣らし運転を行ってください
しばらく慣らしが出来たら.前面の低速混合気調整空気弁のねじ.を開けていきます
この時.プロペラに注意して.ねじ.を回してくださいね
だいたい.経験で真ん中位が丁度いいですね

次にTNキャブ.と言われる.2ニードル調整です
SS25BB.TN.30BB.TN.SS35HELTN.60XTNなどです


メインニードルは2回転〜3回転.プレッシャーが無い場合は2回転半〜3回転半です
次にスローニードルは.一旦緩めて下さい.スロットルバルブが全閉状態にして
スローニードルを軽く止まるまで締めこんでください.ここから
飛行機の場合は1回転半.ヘリの場合は2回転戻した箇所が工場出荷値です
53-4cなどのTNキャブはメインは1回転と1/3〜1回転2/3位が目安です
いずれにしても慣らし運転は少し濃い目で時間をかけて慣らしてください



次にGM型キャブ.と言われる.2ニードル調整です
30BB.GM.SS50HEL.GM.45CX.GM.などです



以前にGM-Pという物が有りました.これはペリー燃料ポンプを使用する
前提で記載されています.これ以降はGM-S型が主流です.これはポンプなしです
設定は一緒です
メインニードルは2回転半〜3回転半.プレーシャーが無い場合は3回転半〜4回転半です
慣らしがだいたい.出来たら.メインは2回転〜2回転半位が最適位置です.
もしペリーポンプを使用していた状態でしたら.メインニードルが3回転以上に
なるときは.ポンプの後部の6角ネジを1/2づつ閉めこんで下さい.
逆に高すぎる場合は1/2づつ緩めて下さい
GMキャブの特徴であるキャブに+−の印がしてある中速レバー
+側が濃い方向です.一般的にニトロ.オイルの割合が多いほど+側になります
分解した時はキャブサイドプレート止めビス2本とストッパー止めビスでローター
ニードル一体が抜けます・綺麗に清掃して.元の位置が解らなくなったら
キャブロータードラムにを入れます・燃料チューブ10cm位を
キャブニップルに差し込んで.息を吹き込みます.息が出てくればOKですが
まったく出ない時は中速レバーをグルグルと回して息が出る所まで回して
下さい.息が出ればOKです.この時必ずキャブニップルは上に向いた位置です


カー用キャブです.TN型.GM型が付いています
11CXCT.TN.21CX.GM.などです



一般的にカー用はメインニードルは上記のTN型.GM型のニードル位置より
半回転〜1回転開いて慣らしを行ってください
タイヤが空転するような台に載せて行うか.もしくは走りながら行ってください
最適位置は1回転半〜2回転位が良い結果が出ています
スローニードルは上記のTN型.GM型と一緒で.少し甘くしてください

京商.ピコ. エンジン



京商.輸入.ピコ15エンジンです
修理として.入ってきましたので
少し調べさせていただきました
最初はジェネシスに付いていました.ブルーの丸ヘッド
から徐々にヘッドが変わりました.キャフも少し変更されていました
このピコ15エンジンはほとんど慣らしがされてない状態でした
メインニードルは3回転と1/4開いた状態でスローニードルは
ほとんどキャブと同一面か少し閉めた
状態で慣らしが
出来ました.ボコボコと.言う感じです.


京商KE.シリーズエンジンです
最近はKE21R.KE25などのエンジンが使用されています.キャブです
メインニードルは全部閉めこんだ状態から.3回転半緩めた位置です
スローニードルはキャブ本体の同一面から.0.4〜0.5mm緩めた位置としてあります
ノギスがある人はいいですが・・調べた結果.同一面から1回転緩めた位置が
約0.4〜0.5mm位になりますよ.工場出荷位置


京商GTシリーズエンジンです
GT-12CR.GT-16S-P.GT-16MR.GT-18.GT-32などですね



GTシリーズ以外は京商HPに載っておりますのでそちらから
GTエンジンは秀和製です.秀和ブランドではTOKIとして出ていました

GT-12のメインニードルは3回転半〜4回転.GT-15.16は4回転〜4回転半です
GT-32は4回転半です.
スローニードルはスロットルバルブが全開の状態でキャブの面から3/4回転閉めこんだ
箇所です.
GT-32のスローニードルはスロットルバルブが全開の状態でキャブの面から1回転と3/4回転閉めこんだ
箇所です



OS. エンジン



創業1936年.模型用エンジンのOSです
ロータリー.からマルチシリンダーまでフルラインナップで沢山のエンジンが
造られています



懐かしの61SF-Hシリーズ.の7Hキャブです
調整箇所は3か所ですが
右の画像で −ねじがあります.上はスローネジ.下側が中速ねじです
上のスローねじは垂直の位置.下の中速は全閉から1回転半です.
メインニードルは全閉から3回転戻した位置が.出荷位置です
全体的にスローニードルは少し甘めですね
前期型はアルミ削りだしのキャブで後期はアルミダイカスト製です
どちらも一緒の調整です
初期型キャブの付いた61はかなり少ないですよ



人気の46FX-Hシリーズ.の40Cキャブです
調整箇所は2か所ですが
画像アイドル調整ねじはスロットルレバーの中
細い−ドライバーで調整します.
スロットルを全閉にして.アイドルネジを軽く締めて下さい
止まった位置から2回半転戻した位置が.出荷位置です
メインニードルは1回転半〜2回転です



人気のFPシリーズ10.15.20.25.35.40.60が.ありました
1A.2A.3AとA型キャブ.1ニードルで簡単調整で.仕上がりも早くて.良く回りました
10FSRがこれ以前にあり.早くからシニューレ方式で.キャブはほぼ一緒でしたが
10FPより回ってましたね・・前期と後期型がありましたね.1977年5月位までに製造された物とこれ以降の物
前期型をAタイプ.後期型をB型としています.
シリンダー形状左がA型.です
クランクケースビームマウントに刻印がしてあります.FA.FD.GY.GS.前期型
ただしGSでも前期.後期の混ざりがあります



10FP.15FP.60FPは全閉から2回転半〜3回転です
20FP.25FP.35FP40FPは1回転半〜2回転です
A型キャブはキャブ前面に低速混合気調整空気弁があります
エンヤ.TVキャブと一緒ですので調整してください
慣らし運転はねじを.一杯に締めこんでください.ある程度慣らしが出来たら
スロットルバルブをスロー状態で.キャブ横のねじ.を少しづつ.緩めて下さい.
プロペラの回転を見ながら.調整して下さい.
10FP.BKカー用は3回転半から慣らしです


28FH.32F.32FH.32SXH.と一番.馴染み深いエンジンです
OSのドル箱的存在だったと思いますよ
特に28FHは初期のシャトル.コンセプトDXに標準装備されていました
それまではOS25FSR.エンヤSS25エンジンでヘッドに大きいクーリングヘッド
取り付けて.調整していました.随分ホバリングまでに苦労しました



FH-28(2H)・FH-32(3H)・32SXH(20C)・46FXH(40C)
2H.3Hのメインニードルは全閉から2回転から慣らしです
マフラープレーシャーがない物は2回転半からです
スローニードルは・2Hはスロットルバルブを全閉にた状態にして.いったんスローニードルを
締めてください.軽く止まった位置から.1回転半.3Hは2回転半です
20Cは調整の仕方が違います
20Cキャブを上から見た図
一旦エンジンを外してキャブのスロットルバルブを全開にします
スローニードルをねじ込んでいきます.調整バルブの段が付いた部分が
でてくるまでねじ込んで下さい
次にゆっくりとスローニードルを緩めていきます.バルブの段部分がキャブの穴と
合致するところまで回して下さい・・・Aの接線がBの位置まで緩めてください.これでOKです
46FXH(40C)
メインニードルは1回転半〜2回転です
スローニードルはスロットルバルブを閉じた状態にしてスローニドルを軽く当たる位置まで
締めてください.そこから.2回転半スローニードルを緩めた箇所が標準位置です



この位の時期からOSエンジンはヘッドがアルミだったりカラーが付いていました
なかなかとオシャレな感じでしたね
LAシリーズはFPシリーズの後継機としてもっと手軽に安全にと造られました
40LAから始まりフルラインナップで揃えました


スロットルバルブ全閉から10LAは4回転・15LAは3回転・25LAは1回転半.
40LA.46LAは1回転半.65LAは2回転半です
スロー調整はキャブ前面に低速混合気調整空気弁がありますので
A型キャブ・と一緒ですので 調整して下さい



OS50FSR-H.OS45FSR-H.OS25FSR.OS25FSR-H.時代を駆けたエンジンですかね
憧れのヘリの・凄いから・手に届く存在に・・カルトの40バロンがそんな存在でした
日本中の模型マニアが手にした事でしょう・・
当時のキットはエンジン無しで.ベテランの人のアドバイスが要ります・・なんて書いてありました


25FSR(2B)・40.45FSR.(4B)・50FSR(5B)でB型キャブです
25FSRのメインニードルは3回転〜3回転半です.カーで使用する場合は4回転です.
スローニードルはスロットルバルブを全閉にしてスローニードルを軽く当たる位置まで締めこんでください
そこから1回転戻した箇所が出荷位置です.
45.50FSRはメインニードルは2回転半〜3回転半です
スローニードルは上記の20Cと一緒でキャブを上から覗いて上の図を見て調整して下さい
店長のファルコン(OS50FSR-H)はメインニードルが2回転1/4です.スローニードルはそのままです





FS-20.26.40.48.OHV方式のフォーサイクルエンジン
いかにもメカニカル的なカッコーでいい音を奏でています.
キャブも1ニードルで簡単調整ですぐ始動しましたね.
特にスケール機に積んで.飛行場をローパスなんかしたものには・シビレましたね・・
後でFS-26はカー用もでましたね.各メーカーさんが.キャブの取りつけを車用に改良して
出てましたよ.空物は苦手な人も車に積んでいい音してました


FS-26.20のメインニードルは.全閉から3回転〜3回半転です.車用は半回転多く回してください
FS-40.FS-48は2回転半〜3回転です・
フォ−サイクルは少し甘めのニードルで調整して下さいね
プラグはOSはタイプF.又は.エンヤNO.3ですね.エンヤさんは当時まだF用が無かったので.
フォーサイクルはみんなNO3でしたね.
FS-70.91などの2ニードルのメインニードルは
2回転〜2回転半です.マフラープレーッシャーが無い場合は3回転〜4回転です
スローニードルは上記の20Cと一緒ですので図を見て
調整して下さい

OS.12.15CV エンジン



カー用として.CZR.CZ1などがでていました.少し経つと.12Zがブルー.ヘッドでアルミでしたね
これまでのエンジンより良く回ったエンジンがでましたね
またCVシリーズは今までのエンジンのイメージをがらっと変えた感じでエンジンに色が
付いていました.


12CV.15CV.(10Eキャブ)
メインニードルは全閉から2回転からです.スローニードルは
スロットルバルブを全閉にした状態から.スローニードルを軽く締めこんで
軽くあたるまで締めてください.この位置から.1回転戻した位置が基準位置です


同じく10Aスライドキャブ)
10クラスにもスライドキャブが流行りで付いてましたね

メインニードルは全閉から2回転.スローニードルは
キャブの同位置面までスローニードルを合わせます.その位置から.
2回転半締めこんだ箇所が.基準位置です


CZ12Z.CZR.CZ11.CZ1.(2BK)



メインニードルは全閉から3回転.スローニードルは
スロットルバルブが全閉の状態で.スローニードルを軽く締め込みます
軽く当たった箇所から.スローニードルを1回転戻した箇所が基準位置です


12TR(10J).(10M)キャブ


この辺りから.OSエンジンの10クラスは過激になってきましたね・・
10J.及び10Mのメインニードルは全閉から2回転です.
スローニードルは10J(スライドキャブ)キャブ同位置面から.2回転半から締めこんだ
位置が基準位置です.上記の10Aスライドキャブ図参考に


10Mキャブの図です
10M(ドラムキャブ)キャブ同位置面から.半回転閉めこんだ位置が基準位置です


OS.12.15LD エンジン
15LDエンジン(10Fキャブ)


10クラスのエンジンカーが流行して.これに合わせてOSが製作したエンジンです
京商スーパー10.タミヤTGX.TG10.車の定重心化に合わせてエンジンを横に寝かせた
独特なエンジンカバー.いかにも.マニアをくすぐる.カッコーでした
プロポもカー用にコンピューター付きが一般的に・運転し易くなりました
10Fキャブメインニードルは全閉状態から
2回転です.スローニードルはキャブ同位置面から2回転半締めこんだ位置が
基準位置です


OS.21RG エンジン
21RGエンジン(20Eキャブ)


このエンジンは長い間.造られていましたね
特別良く回るとか特徴もなく.ごく標準的なエンジンでしたがね
リコイル付きは良く売れましたね.ほとんどメインテナンスフリーでしたね・・


メインニードルは全閉から3回転です.スローニードルはキャブ同位置面から
1回転閉めこんだ箇所が基準位置です



SAITO. エンジン



サイトウの4サイクルエンジン.グローエンジンは4ストのみ.
スチームエンジンのサイトウでしたね
カッコーもいいですよね特にゴールデン.ナイトはクランクケースがブラックで
タペットカバーが金メッキで.そそりましたね・・



カー用.FA-30C.
いち早くカー用も出しました.一世風靡した京商スーパー10用に出ていましたね
いい音してましたよ・・
FA-30Cのメインニードルは全閉から2回転半〜3回転です


4サイクルエンジンの分解.調整


分解と調整と言っても.一番のポイントとなる箇所だけですがね・・
--------サイトウ-----------

クランクケースも2分割出来ますので.比較的.簡単に分解.清掃.できますね
カムカバーケースの前から見た図
カムカバーケースを外して.カムギアの取りつけ位置ですが
クランクシャフトが上支点の位置でカムギアの印がある箇所が真下にくる様に
取り付けてください
組み立ての三原則.
1.部品を清潔にする.2.各部にオイルを塗る.3.ネジ類は平均に締める(締めすぎ無い様)



-------- OS ------------

OSエンジンの分解は なかなかとこつが いりますが
20.26などはピストンピンを抜かなくても外れると思いますが

ピンを抜く方法ですがね・・・クランクケースの後ろ側に穴が開いています
ピストンを上下しながらピストンピンが見える位置まで上下して合わせてください
エンジンが新しいうちは楊枝などでピストンピンに差し込んで抜きますが
かなり時間が経っていたり焼きついていたりするとなかなかと.抜きぬくいですね
店長はビストンピンの穴より微妙に大きい長いねじなどを差込しながら抜きます
根気よく行ってくださいね

26のカムシャフト

画像右が26のカムシャフトです.少し醜いですが.小さい印があります
FS-20.26.40.48などのカムの位置ですが
クランクシャフトが上支点のときに.カムシャフトの印がプッシュロッドの延長線に
くるように合わせます

FS-60.75.80などのカム位置ですが
これらのエンジンはカムシャフトがエンジンの後側にあります
クランクシャフトが上支点のときにカムシャフトに切り欠きがありますので
この切り欠きが真上に来るように組み込んで下さい



コンロッドの向き

2スト・4ストともにコンロッドに向きがありますので注意してくださいね
画像左がバックプレート側.画像右がクランクシャフトに入る方です
クランクシャフトに入る穴がテーパーに加工してある方がクランクシャフトに入ります
注意して入れてください